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プロセス型製造業で無人フォークリフトの導入事例

2023-03-07
ニュース - 新着情報

プロセス型製造業での導入事例

タイトル:事例集

製造業では、製品の生産加工方式により主に、組立型製造とプロセス型製造の2つの異なるモデルに分類されます。

組立型製造とは、製品を複数の独立した部品や工程に分割し、それらを別々に加工して最終的に組み立てる製造方法のことを指します。

プロセス型製造とは、原材料から始まり、一連の加工工程を経て、最終的に製品が完成するまでの流れを指す製造方式のことを指します。

代表的なプロセス型製造業界には、化学工業、食品製造、印刷、造紙、有色金属、鉄鋼製造などがあります。

01プロセス型製造の特徴

組立型製造と比較すると、プロセス型製造の特徴は以下の通りです:

プロセス型製造では、製品の生産が決定されると、工程プロセスや工場の設備が固定され、長期間変更されません。改修するには高いコストがかかります。

各工程の密接な連携:全体の生産・製造プロセスが相互に密接に結びついていて、一つの工程が次の工程と密接につながっており、製造プロセスは途中で止めることができず、どこかの工程で停滞または遅れが生じると、それ以降の工程に影響を与えます。

長く複雑な加工工程:原材料は入庫後、加工を経て最終的な製品が出荷されるまで、複数の生産ラインを通過し、バッファーゾーン、ストレージゾーン、原材料倉庫、半製品倉庫、製品倉庫などの複数のエリアで転送・保管され、加工工程が長く、物流ルートが複雑になります。

製造方法が異なる場合、工場内の物流自動化をする際に、さまざまな課題に直面することがあります。

工場の製造方法に合わせ、無人フォークリフトが適宜対応することで、顧客の真のニーズや問題点を解決することができます。

無人フォークリフトのグローバル・リーディングカンパニーであるビジョンナビロボティクスは、プロセス製造モデルの顧客に対して、ソフトウェアとハードウェアを統合した物流自動化のソリューションを提供しています。

お客様のニーズに沿って、工場の設備配置をほとんど変更せずに、コスト削減と効率向上をサポートすることができます。

02ソフトウェアとハードウェアの実力を兼ね備えている

製品は安定的、かつ高効率で動作することで、製造プロセスの各工程を適切にカバーし、生産ラインがスムーズにつながり、製品の品質が維持されます。

プロセス型製造において、最も重要なのは工程間での連続的かつ安定した生産です。

主要な連続工程間での物資の輸送作業を担う無人フォークリフトは、安定した信頼性のある性能と連続的で高い作業効率が非常に重要です。

ビジョンナビロボットのラインナップに含まれる、Pシリーズ、Slimシリーズ、Rシリーズ、Lシリーズ、Qシリーズなどの自動フォークリフトは、水平搬送、工程間搬送、棚入れ棚出し、長距離屋外搬送など、プロセス型製造モードでよく見られるシーンをカバーしています。これらは、顧客の要求に迅速に対応し、工程フローを効率的につなぎ、搬送効率を向上させます。

VNP15 カウンターバランス型無人フォークリフト

適用シーン:水平搬送、工程間搬送、棚入れ棚出し、段積み段ばらしなど

VNSL14 SLIM型パレットスタッカー無人フォークリフト

適用シーン:狭い通路での水平搬送、工程間搬送、コンベア等からの荷物の取り出しなど。

VNR14 リーチ型の無人フォークリフト

適用シーン:水平搬送、工程間搬送、高層ラック等への格納作業など。

VNL14 ウォーキー型無人フォークリフト

適用シーン:水平搬送、工程間搬送、棚から取り出しなど

VNQ60 トラクター型無人牽引車

適用シーン:屋内外を問わず、長距離で大量の物資を牽引する

RCS(ロボットコントロールシステム)システム連携、スマートスケジューリング

プロセス型製造において、各工程や自動化設備をそれぞれの島に例えると、システムはそれらの島をつなぐ橋のようなものです。

RCSを上位システムと通信し、設備データを連携することで、無人フォークリフトを現場のコンベア、リフター、アームロボット等の自動化設備とシームレスドッキングできます。スマートスケジューリング及びルート計画で、タスクを自動的に無人フォークリフトに分配し、スマートな無人搬送を実現することができます。

03 「スマート製造」変革の事例

ビジョンナビロボティクス×化学工業の新素材企業

■導入製品

・RCS(システム)

・VNP15カウンターバランス型2台

・VNQ60無人トラクター

プロジェクト実績

室内で使用されるVNP15(無人フォークリフト)は、コンベアから貨物を取り、VNQ60(無人牽引車)への受け渡し、塗料工場からバッファーゾーンまでの原材料の無人搬送を実現します。

VNQ60(無人牽引車)は各建屋にアクセスするためのルートがあり、生産ニーズに合わせて各建屋に原材料の自動搬送が可能となりました。屋外の搬送を自動化することで、全プロセスが自動化されています。

ビジョンナビロボティクス×印刷包装企業

■導入製品

・RCS(システム)

・VNSL14ウォーキー型無人フォークリフト2台

プロジェクト実績:

2台のVNSL14は、それぞれ1階および2階に配置され、エレベーター及びコンベアラインと連携し、半製品の入出庫作業の自動化を実現しています。

ビジョンナビロボティクス× 食品加工会社

■導入製品

・RCS(システム)

・VNR14(リーチ型無人フォークリフト)

・VNMR15(ミニリーチ型無人フォークリフト)2台

プロジェクト実績:

VNR14(リーチ型無人フォークリフト)とVNMR15(ミニリーチ型無人フォークリフト)が、それぞれプロジェクトAとBの区間に配置されています。プロジェクトAの区間では、VNR14(リーチ型無人フォークリフト)は、タスクの要求に応じて、半製品を入庫バッファーゾーンから高層ラックゾーンまで運び、出庫バッファーゾーンまで往復での搬送作業の自動化を実現しています。

プロジェクトBエリアでは、2台のVNMR15(ミニリーチ型無人フォークリフト)がコンベアと連携し、コンベアで流れてきた半製品を出庫バッファーゾーンに搬送します。

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