マツダ株式会社様 本社工場 における無人フォークリフトVNP15(小型カウンターバランス型)の活用事例を紹介いたします。
■導入製品
・小型カウンターバランス型無人フォークリフト VNP15
・ブライトアイシステム(ロケーション監視システム)
■運用内容
①保管エリアから指定のワークを取り出し、シューター設備への投入
保管エリアには、2段積みされた鉄パレットが種類ごとに奥4列、横12列で保管されており、次工程で使用するワークを段バラシし、シューター設備へ投入します。
シューター設備側のPLCから投入と投入するワークの種別を信号で出力し、RCS(ロボットコントロールシステム)が受信することで、作業者の介入が不要となり、完全無人での運用を実現しております。また、インターロック連携も行っており、安全にご利用いただけます。
②ブライトアイシステムによるロケーション情報の自動更新
保管エリアでは設備側から無人フォークリフトが取り出しシューター設備へ投入を行い、反対方向から有人フォークリフトにて補充作業を行います。
その際、有人フォークリフトにて既存のワークを押し込む形で補充を行うため、複数列分のワークのロケーション変動が発生いたします。RCSを操作することで、ロケーション情報の変更を行うことも可能ですが、作業者の介入を無くし、完全自動で運用することが本件においてのテーマでした。
そこで、ブライトシステム(ロケーション監視システム)を導入いただき、14台のカメラを設置し、リアルタイムで各列に置かれているワークの位置、変動を検出することで、RCS上のロケーションの自動更新を実現いたしました。システム上で管理を行うことで、作業者による操作ミスも防ぐことができます。
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