VNR 16
VNR 16リーチ型AGF
日本でも展開されているグローバル飲料メーカー様における無人フォークリフト複数台での活用事例を紹介いたします。
■導入製品
小型カウンターバランス型無人フォークリフト 新型VNP15 4台
リーチ型無人フォークリフト VNR16 2台
■運用内容
入庫作業:コンベアで排出されたパレタイズ完了品を、自動で取り出しシャトルラックへ投入します。
出庫作業:出庫指示のかかった製品をシャトルラックから取り出し、トラックバースへ整列します。
パレタイザーへの空パレット補充:パレタイズの際に使用する空パレットの補充を自動で行います。
■本運用におけるポイント
①高精度なセンシングにより、間口の狭いシャトルラックにも正確に投入を行います。
②シャトルラックの特性であり高い箇所(7m)の間口へのアプローチもVNR16にて対応可能です。
③RCS(ロボットコントロール)がパレタイザーやシャトルラック、上位システムと連携することで、以下のすべての動作を自動で行います。
・パレタイザーから排出された完成品を取り出し
・シャトルラックの指定の間口への投入
・RGVへの引き込み指示
・シャトルラックから排出された製品を指定のトラックバースへの整列
・パレタイザーへの空パレットの投入
④一般的な無人フォークリフトと比較して高速走行が可能な新型VNP15(最大速度9km/h)を活用いただいたことで、必要台数を抑えながら運用を実現でき、その結果、導入コストを削減し、より高い費用対効果につなげることができました。